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輝き

人は輝いている時が一番美しいと言うけれど、太陽の輝きを直に見ると10秒も見ていられない。本当に輝くというのは「誰もが目を背ける」事でもあると思う。
雲や空気の濁りが架かって初めて美しく見える。人も同じだと思う。
死んだ人が賞賛されるのもその時輝いた光が光年を経て僕等の目に程良い距離になったからだと思う。逆に言えばその時誰もが安心してみていられる輝きなんてものは時を経て屈折に沈んでいく。

太陽はとてもポジティブなイメージがあるが、こう考えるととても可哀想な存在でもある。その本当の輝きを直に見てくれる人は誰もいないのだから。だから真に輝くほど孤独なのかも知れない。

こういう風に最近はよく宇宙を人や生き方に置き換えて考えてみることが多い。そうすると、「つくづく生命は星に似ているなぁと思う。」ある程度の軌道があって(会社員は家→会社→得意先→家。主婦は家→スーパー→公園→家。おじいさんは家→病院→土手→家みたいに笑)そこをグルグル回りながら衝突や惹かれ合いを経て新しい銀河(家庭や集団)が出来ていくんだなぁと。けれどあまり破壊し合わない為の不思議な均衡が保たれつつ廻っているなぁ、と。
by santaotarti | 2007-07-26 05:21


ヒッピー漂流教室から


by santaotarti

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