1番目は見つめる(ホラ~だよ)

昔、教室で目覚めたときに1番目がいた。1番目はひややかに僕を見ていた。じ~っと見ていた。
じ~っと見られることを初めて嫌だと感じた。
1番目に見られることで顔が少しだけ赤くなった。次に鼻の頭にゆっくりと汗をかき始め、額と口の上もじんわりし始めてくる。髪の毛の奥が急速に熱くなっていること感じた時、僕のもみ上げからは1滴の汗玉がすべり落ちた。1番目はそれでも僕をず~っと見ていた。

僕はついに自分の顔が真っ赤になっていることに気づく。というより、1番目が見ているせいでこうなってしまった事に気づく。汗はもうどこからでも垂れ流されていた。僕の頭もどんどん垂れ下がり視界を窮屈な場所に持っていくしかなかった。ただ、1番目がまだそこにいて僕を見ているのだけはきちんと見えていた。

うるさい周りは徐々にではあるがその様子をみて口を閉じ始めた。

1番目はやはり1番目で、感覚がそいつと2人だけになった時(僕は真っ赤)、ようやく自分は2番目なんだと思い知らされた。そして、1番目は僕から離れた僕だった。もう汗がいつ引いたのかもわからず、納得のいかない心だけが残り、どこからか来た後悔を背負い帰った。でもこの時から1番目との共同生活が始まっっていた。
ここから僕は、なんの前ぶれもなくいろんな時と場所でひややかに見つめる彼に出会うようになる。そのとき僕は2番目になる・・・。

「イワオ先生(新倉イワオ)、どう思われます?」
「う~ん、複雑なかんけいですねぇ~。」
以上、なつかしの『あなたの知らない世界』からでしたっ。(堪忍)
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by santaotarti | 2005-11-08 23:43 | 深夜の窓から


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